Chapter 1 インプットの基本法則 Rules
インプットは量より質である。如何に内容の濃いインプットにするかである。良いインプットにするには狙いを明確にする事である。自分は何を求めているのか?何を学びたいのか?この部分が大切である。インプットである情報は頭の中をスルーするだけでは何も残らない。如何に自分の頭に止めるかが重要である。なんとなく聞く、なんとなく見るではなく、注意深く聞く、見るのである。インプットする際、目的を明確にする事である。方向性とゴールを明確にする必要がある。目標設定が重要である。インプットとアウトプットはほぼ同時に進行していく。インプットをしたら、2週間に3回以上アウトプットするとしっかりと記憶に残る。また、他人に説明する事を前提にインプットすると心理的なプレッシャーにより緊張状態が起こり脳内物質ノルアドレナリンが分泌され集中力が高まり記憶力、思考力、判断力が高まる。これをAZ(アウトプット前提)と命名している。このAZを意識するだけでインプット量は、100倍にも増える。自分の興味関心のあるテーマを3つ明確にしておく事。自分のアンテナが選択的集中して情報をピックアップしてくれる。興味・関心のあるキーワードを書き出し、一覧表にする。次に、目的、テーマを明確にする。そして自分で自分に質問する。例:今、自分が最も求めている物は何か?最後に、アウトプット前提にする。例:ブログに書く。この4つのステップで自分のアンテナの方向性を決める。記憶力を高めるには、脳の仕組みを知る事が大切である。喜怒哀楽が伴うインプットは繰り返しアウトプットしなくても記憶に残る。恐怖や怒りに対してはアドレナリン、悲しい、緊張、不安に対してはノルアドレナリン、楽しい、嬉しいはドーパミン、感謝や楽しいはオンドルフィン、愛や親切はオキシトシンと言う脳内分泌が分泌され記憶を増強してくれる。感謝を刺激するアウトプット術として、以下の7つがある。
1️⃣ストーリー活用(漫画や小説化されたビジネス書を読む)
2️⃣ワクワクする事を勉強する。
3️⃣本をかったら読みたい気持ちが強いうちに読む。
4️⃣わからないと思ったら、即検索
5️⃣大きな舞台で講演する。
6️⃣映画や美術鑑賞で感動や学びと連動させる。
7️⃣旅行から学ぶ。
chapter 2 科学的にある記憶に残る本の読み方
何かを学びたいなら本を読む事である。10冊の本を読んでもアウトプットしないなら読書の効果は低い。3冊でもアウトプットすれば記憶に残り自分の身につく。ザル読みは意味がない。深読が重要である。アウトプットできる、他人に教える事ができるレベルに上げる子が大切である。他人に説明できるレベルにする事が深読である。感想文をSNS等にあげ、自分へのプレッシャーをかけると効果的である。読書術として、重要な部分へのアンダーライン。重要なページへの付箋。アイデアを本に書き込む。読み終わったら、その本のベスト名言を選ぶ。最大の気付きは何か?を書く。今後実施したいTODOは何か?を書く。感想文を書く。何を読むかはとても大切な判断である。多読家が勧める本はホームランが多い。本を読む時は、先入観を持たず「素直」な気持ちで読む事。そしてある案件での自分の意見を導きたいのなら、3点読みが良い。反対派の本、賛成派の本、中間派の本、これら3冊を読めば正しい判断ができる可能性が高まる。もし本が余り出ていない領域なら、2点読み(反対派と賛成派のみ)でも問題無し。バランスよくインプットする事が大切である。本を効率的に読むには、目次を見て、興味のあるページから読んでいく。そして本の全体像を自分の頭に入れて、次に1ページから読む。この方法で多くの本を読む事ができる。また、自分がなにかに悩んでいる場合は、解決の為に問題解決の為の読書もある。悩みやストレスに困っている時は、関連する本を読んで早く悩みから脱却する事である。
小説を読む事には7つのメリットがある。
1️⃣本が好きになる。読書の習慣を身に付ける事ができる。
2️⃣頭が活性化する。読解力を磨く事で、知能の高さやワーキングメモリを良好にできる。
3️⃣共感力を高められる。小説を読むと感情移入が起こり、共感力を高められる。
4️⃣創造性が増す。小説を読みながら、頭の中に情景を浮かべる事ができる。
これが創造性のトレーニングになる。
5️⃣ストレス解消になる。読書は散歩や音楽よりもリラックス効果が高いと言われている。
6️⃣他人の人生を擬似体験できる。主人公の失敗を自分に当てはめて模擬体験できる。
7️⃣楽しく豊な人生になる。
Chapter 3 学びの理解が深まる話の聞き方
本を読む事で学ぶ事は多いが、講演会などで、生の講演やステージを聞く事は、非言語情報により多くの感動を得る事がある。非言語的な内容としては、外観や表情やゼスチャー、身だしなみ、声の調子や強弱等を感じる事ができる為である。脳内にドーパミンが分泌される。また、参加する際は最前列で参加する事が大きな価値を生む。当てられるかもしれないと言う緊張感が学びの効果を高めるのである。緊張した状態で脳内にはノルアドレナリンが分泌されます。記憶力や集中力や判断力が高まる。最前列にいる事で講演者の顔の表情を見る事ができ、非言語情報も受け取り易くなっている。聞く際は、前を向いて講演者を見る事である。セミナーなどで必死にメモをとっている人がいるが、基本講師の顔を見て聞く事である。非言語的な情報を得る事ができる。本当に大切な気づきの時だけメモを取ると良い。インプット7:アウトプット3 程度がベストである。
セミナーに参加する際に重要なのが、目的である。このセミナーに何を求めているのか?を明確にして参加する事である。この目的意識が自分の情報のアンテナを立てることができ、大切な部分でアンテナが機能しピピン!と来る。また、セミナーには質問をする前提で参加する事である。3つの質問をしてやろう!と、強い意識で参加する姿勢が集中力を高めてくれる。質問できない人は、不明な箇所がない人ではなく、全く理解できていない人である。集中力を高める為にメモを取るのである。メモは後で確認する事が目的ではない。その場の集中力を高める為である。手書きのメモは脳を活性化させ理解を深めてくれる。不明点がある時、先生とか上司とか上の人に聞くのではなく、友達や同期から聞くのが、効果的である。友達や同期は、同じレベルであるので、自分の悩みに対して最も適切な回答を持っている。しかし、プライドが邪魔してなかなか聞けない。また、頑張っている友達に単に聞くのには罪悪感を感じる。このプライドを捨てる事、お互いが教え合う事等で、この問題を解決すべきである。隙間時間を活用する事も大切で、耳学は有効である。スマフォを用いれば効率的なアプリもあり活用すべきである。この1つにオーディオブックがある。電車や車での移動時間に読書をすると良い。夫婦円満の秘訣は会話である。男性と女性では会話にたいする感じ方、捉え方が異なるので、その違いをよく知っておくと良い。相談では、男性はアドバイスを求めるが、女性は共感を求める。会話では、男性ははっきり言って欲しいが、女性は本心を読み取って欲しい。言い訳は、男性は理屈を説明するが、女性は感情をぶつける。幸せは男性は必要とされる実感が欲しいが、女性は愛されていると実感したい。家庭に対して男性は居場所と居心地を求めるが、女性は安心と安定を求める。疲れている時、男性は黙っていて欲しいが、女性は気付いて欲しい。悩みや不安は、男性は信頼して欲しいが、女性は心配して欲しい。等の違いを知っておく事である。
傾聴するとは、相手を深いレベルでよく理解し気持ちをくみ取り共感する事で、聞く側の意見を述べず、聞く事に集中するのである。傾聴の目的の1つには相手に自己重要感を持って貰う事である。承認される事で自己重要感が満たされる。兎に角、聞く事に徹する事、真剣に聞く事がポイントである。傾聴のテクニックとして、アイコンタクト、頷き、相槌、オウム返しがある。アイコンタクトではあなたに関心がある事、頷きや相槌では興味を持って聞いて貰えている事、オウム返しでは、逆に話している側が、自分の言った内容を冷静に聞く事で何かを気付く事を導く事ができる。
共感する。共感と同情は異なる。共感の主語は話してである相手であるが、同情の主語は聞き手である自分である。「つらい気持ちわかります」は同情である。主語は聞き手である。「(あなたは)、今、辛いですよね。」は共感である。主語は相手である。共感の目的は、自分が相手を理解すると共に、相手が理解されたと感じて、双方向になる事である。共感を実現する事で相手の信頼感が深まり、より深い部分での繋がりを、持つ事ができる。この際に必要とされる態度が受容である。相手の感情や言葉を無条件に受け入れる、これにより、受け入れて貰えた、受け止めて貰えたと話してが感じる事ができる。この状況を作る事が大切である、アドバイスや助言はしてはならない。傾聴や共感は聞く側の姿勢を受け止めるのではなく、受け流すとする事がポイントである。笑顔で仏様の気持ちで相手の話を聞くのである。相手の気持ちにのめり込み過ぎず深入りしすぎない事が大切である。
英語学習ではシャドーイングが効果的である。シャドーイングは、聞き取ったそのままの音声を復唱し続ける技法で、インプットとアウトプットの一体化である。
音楽を聞く。仕事中や勉強中に音楽を聞くと効率は低下する。人間の脳はマルチタスクに弱いので音楽により集中力が低下する為である。仕事や勉強の前に好きな音楽を聞く事は、脳内にドーパミンを分泌させ脳を活性化する事ができ効率向上に繋がる。知的作業は無音での集中力が重要であるが、作業する時は音楽は効率向上に大きく寄与する。多くの作業現場で音楽は活用されている。気分の昂揚に対しても音楽は効果的である。落ち込んだ際に聞く音楽をあらかじめ決めておき脳内にドーパミンを分泌させ楽しい気持ちに自分をさせる事ができる。
自然音は少し雑音があった方が集中できると言う人には適している。仕事や勉強の際にBGMとして流す事は脳内にアルファ波を作り出す事ができ効果的である。
Chapter 4 全てを自己成長に変える物の見方
30 観察する。 観察力の向上により6つのメリットあり。
1️⃣コミュニケーション力がアップする。言葉ではなく、非言語的情報から多くの情報を集め相手が、何を感がけているのかを洞察する。
2️⃣人間関係が良好になる。相手に興味関心を持つ事は、人間関係を良好にする。
3️⃣情報収集能力向上
4️⃣自己成長速度向上
5️⃣変化に敏感になる
6️⃣ビジネスで成功する 等々の効果がある。
精神科医は患者と接する15秒で、姿勢・視線・目力・身だしなみ・社会性等を見る。アメリカ空軍ではOODAループを重要視している。O:observe 見る、O:orient、D:decide 決める、A:act 動く
31 観察力を高める。観察力を高める方法はアウトプット前提にする事である。後でブログに書くと思うとより詳細にインプットしようとする。シャーロック・ホームズになった気持ちで、目の前にいる知らない人をどの様な人かを妄想する。また、何故を意識して何気ない事にも「何故?」を自問自答してみる。相手の人の気持ちを読んでみる。表情や動作や視線等、非言語的情報から相手の気持ちを想像してみる。その他にも、街歩きや映画鑑賞、絵画鑑賞等でもアウトプット前提で対面すれば観察力をあげる事ができる。
32 表情を読む
相手の真意がわかるリトマス試験紙を準備する。例:意中の人にご飯を誘う。この時の相手の表情から好意のレベルを推定する。質問された直後の一瞬は真意が伝わって来る。
33 見直す
2週間で3回以上のインプットをすると記憶に強く印象され長く脳に残る。
34 メモを見直す
メモは記録・備忘録だけでなく、良いアイデアを出す為の知的生産性向上に寄与している。アイデアメモは、常にアイデアを書いてストックしておきアイデアに困った時に見直す。また、数ヶ月に一度メモを見直す事で良いアイデアが孵化してくる事を助けてくれる。
35、36 テレビを見る
アウトプット前提でテレビも見る事が大切である。また、テレビはネタの宝庫であり、マーケティングにも活用可能である。賢いテレビの見方としては、録画で見る事、隙間時間に見る事、運動しながら見る事がある。
37 映画を見る
映画を感動を持って見るには、映画館で大画面で見る事、良い映画を見る事、人と一瞬に行き語り合う事、わからない部分をネットで調べる事、人物の心理を考える事、自分の生き方を考える事、感想を書く事、等がある。
38 ライブを見る
ライブは生の迫力が凄く、感動を感じる事ができる。ライブで活気あるエネルギーを受け取れる。
39,40 美術鑑賞する
美術館に行って鑑賞する事で、5つのメリットがある。
1️⃣子供の学力が上がる2️⃣創造力が上がる3️⃣脳が活性化する4️⃣癒しの効果がある5️⃣ビジネススキルが上がる等がある。おすすめの美術館は、東京都美術館、大塚美術館、ポーラ美術館、岡田美術館、三鷹の森ジブリ美術館である。美術館では、音声ガイドを借りて深く理解する事が良い。美術館終了時は、本を買って読む事。感想をシェアする事、等がある。
41 自然の風景を見る
自然の風景を見る、散歩する事で、脳内にはリラックス効果によるコルチゾール低下が見られた。アルファ波が増えセロトニンが活性化される。
42 見ない
仕事の休憩中は、スマフォを見ずに目をつぶってポーとるす事が最も良い休憩方法である。
Chapter 5 最短で最大効率のインターネット活用術
43 情報と知識
知識は情報をまとめて体系化したもので、自分自身が活用できる状態になっているものである。これに対して、情報とは生鮮食料品と似ていて新鮮な程、価値があり時間と共に劣化する。ネットや新聞から得られるのは情報、本人や本から得られるものは知識である。情報対知識は3:7又は2:8、1:9である。過多な情報は非効率である。
44 メール
朝は脳の集中力が高い時であり、メールチェックに使うべきでない。迷惑メールは受信しない設定にする事。重要メールは、専用のフォルダに入る様に設定する事。メールはまとめて確認する事。メールの通信確認は切る事。これらによりメールに振り回されない様にする事。
45 情報を見極める
ネットに上がっている情報は正しくない情報も多く存在する。ネット情報は常に、根拠の有無を確認する必要がある。
46 キュレーターをフォローする
様々な情報を専門性を持ってまとめているキュレーターを慎重に選ぶ必要がある。
47 情報の宅配化
ぼんやりネットサーフィンする事が、最も非効率な内容である。
対策の方法として、タイムラインに一元化する事、Google アラートを活用する事、RSSリーダーを活用する事である。
48 検索
わからない事はまず検索する事である。Google 検索を用いるが、and,or,not,*,””を活用する。*はワイルドカード、””はフレーズ検索である。検索オプションを持ちる事も有効である。画像検索、期間検索、単語の組み合わせの検索もできる様にしておくと便利である。
49 高度な検索
専門サイト活用、長文での検索、音声検索、過去に見たさサイトの検索、1番近い店の検索、サイト内検索、you tube内の検索、Google Scholar、Google ブックス、医学論文検索、電卓機能、通貨換算機能等、Google の機能は多種多様である。
50 ストックする
ウェブ上のページを保存するのは、PDFファイルにするのが便利である。
51 シェアする
Twitter やFacebook ではシェアの機能を使う事で記憶に残し易くできる。
52 画像でメモる
スマフォでスクショを撮って記録するのは大変便利である。
53 動画を活用する
娯楽だけでなく、学習や教育コンテンツもyou tube は豊富である。また、問題解決も学ぶ事ができる。これにより心の問題や悩みの軽減を得る事ができる。
54 雑誌を読む
週間東洋経済、週間ダイヤモンド、PRESIDENT 日経ビジネスなどのビジネス誌により、最新トレンドの把握、情報と知識の中間レベルの入手、網羅的なインプット等をわかり易く頭に入れる事ができる。これらの雑誌を読んでから本で更に深めるのが適切な方法である。
55 ニュース
朝食時や帰宅後のニュースはネガティヴな内容が多くあまり見る価値がない。
56 スマフォの制限
1日1時間にスマフォの使用を制限する。
57 スマフォ適正化
スマフォ依存は大きな問題である。スマフォ活用を制限する為に、通知オフ、寝室には入れない、依存対策アプリ活用、充電器やケーブルを持ち歩かない、料金プラン変更等を行う。
Chapter 6 あらゆる能力を引き出す最強の学び方
58 人と会う
人が成長するには、人と会う、本を読む、まだ旅をするの3つである。「人と会う」事は、自己成長の加速装置である。人と会う事の効率的な成長方法がある。
1️⃣何度も会う
100人と1回ではなく、10人と10回会う方が多くの事を得る事ができる。親密度が重要である。
2️⃣今すぐアポを入れる
今度会いましょうといっても、会う事は殆どない。会いたいと思ったら、直ぐにアポをとる事。
3️⃣与える
人と会う際、情報を貰うのではなく、与える事を主体に考える事。
4️⃣全ての人と仲良くしない
ピンと来ない人との面談は、直ぐに断る。
5️⃣1対1で会う
グループよりも1対1の方が得る物が大きい。
6️⃣繋がり続ける
継続的な関係を構築する
7️⃣一緒に成長する仲間を作る
1人では挫折する可能性が高い。仲間を作り一緒に成長する事が望ましい。
59 コミュニティに参加する
様々なコミュニティが存在する。ビジネス、趣味等。コミュニティの嬉しさは、継続的である事、同じ目的や関心を持っている事、一緒に成長できる事、教え教え合う関係を構築できる事、主催者と仲良くなれる事、結果がでやすい事、楽しい事等がある。コミュニティを選ぶ際は主催者がレスペクトできる事、目的が明確な事、定期的な開催である事、評判が良い事、参加評判が安い事等がある。
60 1対1で学ぶ
直接1対1で学ぶと学習効果は大変高い。その際でも以下の内容に注意である。
1️⃣最低限の事は調べておく事
2️⃣熱心である事
3️⃣素直である事
4️⃣何度も会う事
5️⃣価値を提供する事
6️⃣教えて貰った事を実践する事
7️⃣感謝する事である。
61.62 メンターに学ぶ
尊敬する人、そうなりたい人を探す。そしてその人を真似る。また、直接会いに行く。
63 自己を知る
1番学ぶべき物は自分自身である。自分のビジョン、なりたい姿がわからなければ、満足な人生を送る事は難しい。海路図なしに航海に行く様なものだ。自分を深く認識する事、自己洞察力が重要である。自己洞察力を高めるには以下を大切にする事である。
1️⃣哲学や宗教や歴史、生き方の本を読む
2️⃣人間の心理を深く描く小説を読む
3️⃣魂を揺さぶる映画を見る
4️⃣自己洞察を文章化して自己を客観的に見直す
5️⃣日記を書く
6️⃣新しい事にチャレンジ
7️⃣旅に出る。自己を知るのは簡単ではない。人生とは自己を知る旅である。
64 病気から学ぶ
病気になった時、病気を受け入れる事である。特にメンタル疾患の場合は、原因が自分にある。その部分を気付き修正する以外に病気が治る事はない。病気は自分への「気付き」や「学び」のサインである。自己変革、自己成長の絶好チャンスである。
65 歴史から学ぶ
歴史から学ぶメリットは、
1️⃣ビジネス力が上がる
2️⃣失敗から成功法則を学ぶ
3️⃣モチベーションを上げるである。
歴史の学び方は、
1️⃣自分の好きな時代と国、人物を見つける
2️⃣漫画、小説、映画、ドラマから入る
3️⃣本格的な歴史本、解説本を読む
4️⃣何故?を突き止める
5️⃣現地を訪れるである。
66 検定を受ける
様々な検定があるが、検定を受ける事は、脳のトレーニングにもなる。ちょい難なテーマとレベルを探す事が成功の秘訣である。検定のメリットは、
1️⃣勉強の目的ができる
2️⃣短時間で記憶力のトレーニングができる
3️⃣その分野に興味が深まる
4️⃣好気心が刺激される
5️⃣自分に自信がつく
6️⃣自慢できる
7️⃣すごいと言われる
8️⃣ドーパミンが分泌される
9️⃣人生が楽しくなるである。
67 資格をとる
資格はとれば給料や売り上げが上がる訳ではない。時間とお金の割に得られる物が少ない事がある。本当に必要かを見極めてから始める事である。
68 語学を学ぶ
語学を学ぶ目標は、パーティトークできて、仲良くなれるかである。語学力以上に重要な事は、コミュニケーション能力である。そのトレーニング方法として以下がある。
1️⃣困っている外国人に話かける
2️⃣外国人バーに行く
3️⃣外国人コミュニティに参加する
4️⃣定期的に海外旅行にいく。
仲良くなる事が大切である。単にペラペラになる事が目標ではない。
69 心理学を学ぶ
公認心理師はなるのも難しいが、仕事としてからもストレスの多い仕事である。それ故にやり甲斐も大きい。
70 大学院にいく
仕事をしながら、大学院に行く事は想像以上に大変。その上、担当教授との人間関係やテーマが合わない時もあり、得られる物が明確な場合は良いが、今の仕事から逃げる為なら、選択すべきではない。
71.遊ぶ
遊びには2種類あり、能動的娯楽と受動的娯楽である。自分が集中力を高める事、目標を設定する事、スキルアップするならば、それは自分にとって、能動的な娯楽である。特に趣味に没頭してフローな、状態に入る事に大きな価値がある。
72 上手に遊ぶ
遊びの計画も自分のスケジュールに記載すること。遊びのToDoリストを作り実行可能性を高める。
73 旅に出る
旅に出る事で、以下のメリットに気付く。
1️⃣気付き学びがある。
2️⃣視野が拡がる。価値観が拡がる。
3️⃣ストレス耐性、危機管理能力が高まる
4️⃣感動する
5️⃣絆が深まる
6️⃣日本のいいところ、悪いところかま見えてくる
7️⃣成長する、人生が変わる等である。
74 国内を旅する
日本国内を旅するメリットは以下の通りである。
1️⃣出張ついでに観光する
2️⃣現地の人に案内して貰う
3️⃣専門家と回る
4️⃣近場で街歩き等である。
75 海外を旅する
海外旅行する際は以下の観点を考慮する事。
1️⃣テーマを決める(今回の旅行から何を自分は得たいのか?)
2️⃣毎日アウトプット
3️⃣動画を撮る(強く記憶に残す事ができる)
4️⃣1番のレストランに行く(本当に美味しい料理を妻との思い出にする事が可能となり、何年も味わう事蛾できる)
5️⃣現地の人に案内して貰う
6️⃣臨機応変、時にのんびりと。
7️⃣現地での口コミ情報を仕入れる
8️⃣スーパーマーケットに行く(現地の人が何を食べているのか?がわかる)
9️⃣現地発着のツアーに参加する(外国人ばかりの中に身を置く)
⑩トリップアドバイザーを活用する。
76 食べる
美味しい物を食べる事は、幸せになる最も簡単な方法である。以下のメリットがある。
1️⃣楽しい、幸せになる。
2️⃣モチベーションが上がる
3️⃣健康維持、病気予防になる
4️⃣コミュニケーション力アップ、親密度アップ(食事はコミュニケーションの潤滑剤である)
5️⃣生きる(食べる事は生きる事ドーパミンである)
77 美味しい店で食べる
美味しい店の探し方には以下の方法がある。
1️⃣口コミ
2️⃣写真(食べログの素人のありのままの食べ者の写真)
3️⃣立地(悪いリッチでも繁盛している店は隠れた名店が多い)
4️⃣店構え(店主の拘り、人間性がでている)等である。
78、79 お酒を飲む
1日で健康を害さないアルコール接種量は、20g程度であり日本酒なら一合である。休肝日は週2回はとる事。寝る前のお酒は睡眠への悪影響が大きい。お酒を継続的に多量に飲むとストレス耐性が低下してストレスに弱くなる。正しいお酒の飲み方は、楽しく適量としてコミュニケーションを深める事である。
80 料理を習う
料理をする事は、以下のメリットがある。
1️⃣脳を活性化する
2️⃣ワーキングメモリ、段取力のトレーニング
3️⃣認知症予防効果
4️⃣コミュニケーション力強化等である。
Chapter 7 インプット力を飛躍される方法(応用編)
1.精緻化して覚える
「語呂合わせ」は最強の記憶術。記憶の3段階とは、記銘・保持・想起である。まず覚える。そして記憶として保持する。次に思い出して書く。これが基本である。記憶強化には2つのアプローチがあり「維持リハーサル」と「精緻化リハーサル」である。維持リハーサルとは、繰り返し。精緻化リハーサルとは、語呂合わせに代表される情報の付加、統合である。
精緻化の7つの方法を以下に示す。
1️⃣追求(情報を付け加える)
2️⃣関連付け
3️⃣言い換え
4️⃣ストーリー化
5️⃣整理まとめ
6️⃣視覚化(絵や写真を加える)
7️⃣省察(学んだ事に対して自問自答し自分の意見を述べる」
これらの1️⃣〜7️⃣を組み合わせて記憶を他の情報と関連・統合化していく。
2.インプット直後にアウトプットする
インプット直後、セミナー終了直後に、学んだ事をアウトプットする。インプット後、5分以内が勝負である。
3.脳内情報図書館を構築する
マンダラチァートを作る。9✖︎9のマス目を作成する。中心には「自分の欲しい情報」と書く。その周りの8つのマスには、ジャンルを記載する。その中心の9つのマスの周辺に各ジャンル毎のゾーンを作る。真ん中は、ジャンル名(例:脳科学)、その周辺の8個は、さのジャンルのキーワードを書く。(例:脳内物質、画像と脳科学、意識 等々。)この表を常に目につく場所に掲げ、自分が欲しい情報を明確にしておく。
4.学びを欲張らない。
人間の脳は一度に処理できる情報は、3つまでである。セミナーの前には、自分がこのセミナーから何を学ぶのかを明確にしておく。
5.学びを欲張る。
人間が処理できる情報の個数は3つまでである。しかし、同時に処理できるのは3つであるが、その次の段階では、更に3つ処理する事ができる。これを続ければ、3+3+3+として増やす事ができる。
6.寝る前を活用する
寝る前の記憶は頭に残り易い。勉強したなら、寝る前には何もせずに寝ると頭に残り易い。テレビやスマフォを見ないで、記憶の衝突を起きない様にする事が大切である。
7.記憶力を良くする
運動は記憶力を向上させてくれる。集中力や実行機能や創造力等を改善してくれる。以下の運動により記憶力が改善される。
1️⃣有酸素運動
2️⃣週2時間以上。1回45〜60以上。
3️⃣1〜2ヶ月間の継続
4️⃣中程度の運動(心臓がドキドキしてちょっと苦しい位)
5️⃣複雑に頭を使う運動(外国語を聴きながらの運動等)
8.運動しながら
運動しながら記憶する事は、効果的である。考えが行き詰まった時、散歩すると良いアイデアが湧くのは、この効果である。
9.休憩する
仕事や勉強をして休憩する際、スマフォは最悪の選択である。10分程度の運動をするのがベストである。階段の登り降りや公園の散歩等である。座り続ける事が極めて悪い。
10.移動する
記憶する際、場所を変えながら覚えるのは効果的である。場所ニューロンが活性化する為である。
11.備える
今のインプットは本当に効果が出るのは10年後である。10年後のありたい自分の姿(ビジョン)を持ってインプットを備えるのである。
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